
いよいよIoT時代の幕開けとなる。
IoTが果たしてうまくいくのか?
一昔前、ユビキタス社会の到来を夢見た技術者たちもいたが、
いまではタブー視されているほど、語ることのない夢物語の
話であった。
現在は、IoTが夢のような世界を切り開くと期待されている。
IoTにはぜひとも成功してほしい人々が多いことだろう。
ユビキタスの二の舞にならないという確実な証拠がほしいところだ。
そんな中、朗報とも言えるニュースが入ってきた。
体積1000分の1「業界最小」の超音波センサー、TDKが量産

IoTが無数のセンサーが到るところに設置されることで便利・快適な社会を
創出すると謳っている。そのセンサーたるものが、ゴテゴテと手のひらサイズ
もある大きさであったならば、なかなか普及しないのでないのか?という
疑問符が常につきまとっていた。
いままでセンサーというものは、手のひらサイズ以上の大きさがあるという
イメージが付きまとっていた。
しかし、今回、TDKが開発した超音波センサーは従来のセンサーよりも
体積が1000分の1という縮小に成功したのだ。
これは、とてつもない進化と言えるだろう。
いままでのセンサーがまるでおもちゃのように見えてくる。
指先の片隅にちょこんと乗る程度の大きさしかない。これで立派に1m~5mの範囲をしっかりと位置を把握するのだからすごい。
こうした縮小されたサイズのセンサーが続々といま開発されている。
少し前にInterが世界最小のコンピュータチップを開発して、話題となった。
IBM、どんな物にも内蔵できる「世界最小のコンピューター」を開発中
こうした手のひらどころか、指先、さらには毛先ほどの小さな面積に高機能なセンサーやCPUを縮小して作ることに成功したことは、IoTの描く世界が、本当に成功すると思えてくる。

ただし、こうした機械の実用化には、過酷な環境でも正常に動作するという耐久性が求められる。小さく安価に大量生産できる技術を確立したとしても、これらの耐久性能がどれほどあるかという点は、重要な問題となる。
大量に散りばめて使うのであれば、さほどの耐久性能は求められないだろう。
しかし、ごく僅かな部分に設置するとなれば、耐久性能ははるかに信頼性の高いものとしなければならない。

車のセンサーに取り付けるといったことからも、10年単位の耐久性能が必要となる可能性がある。ただし、車検で定期的に交換対象であれば、2年くらいの耐久性能で済む場合もあるだろう。
こうした技術革新が、IoTを夢物語の構想から、現実味を帯びた夢の社会実現に近づいていく。
「身体をネット化」する世界最小のARMチップ
https://wired.jp/2013/02/28/freescales-tiny-arm-chip/
体の中を超小型センサーを通すことで、体の隅々まで、正確な情報を取得できるようになる。
”ミクロの決死圏”のような話が本当に実現するかもしれない。
