BCG接種の有無によって、新型コロナ感染率に差が出ているとの指摘がある。

明確な理由はわからないが、ウイルス耐性が培われた経験があるかないかという差が要因と思われる。

BCG接種で新型コロナの感染は防げるか

驚異的に死亡率の低い「日本の謎」を解く鍵

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60006

スペインと隣接するポルトガルで、感染者数、死者数ともに10倍差という結果が出ている。ポルトガルでは、BCG接種を行っている国であり、スペインやイタリア、アメリカなどは行っていない。

このウィルス耐性の環境がある国とない国で如実に新型コロナの影響に明暗が別れたということは、特筆すべきことだろう。

日本もご多分に漏れず、BCG接種を行っている国だけに、あぐらをかける条件にはあるが、そう単純な構図では済まないだろう。

なぜならば、このまま感染対策を野放図に行っていたならば、いずれ日本国内はコロナ感染の無症状、あるいは軽症者だらけとなる。

そうなるとまず、日本人は海外旅行ができなくなる。日本国内への観光客もしかり。

コロナに強い国民と強くない国民が交わる機会は永遠に訪れなくなる。

ましてや、来年の東京オリンピック開催など、行っても外国人は皆無と成りかねない。

日本はいまこの時期にコロナ拡大を一刻も早く終息させる方向で強権を振るってでも断行する必要がある。

現在、新型コロナ用のアビガン治験が行われている。アビガンによって、新型コロナを完全に体内から抹消できるか、大きな注目点となろう。

日本人が無発症のまま新型コロナをいつまでも持ち続けることがないことを祈るばかりである。