食の安全は、21世紀に入ってからも十分に気をつけるべきだ。

残農薬や肥育ホルモンといった食品の安全は、常に議論されるべき課題となっている。

残農薬は、野菜や穀物類全般に及ぶ深刻な課題の一つとなっている。

遺伝子組み換え食品よりも危険で注意すべき点である。

最近では、小麦を計画的に収穫するために、強制的に小麦を乾燥させる農薬の残留が人体に悪い影響を与えるのではと懸念されている。

これは小麦粉だけでなく、全粒粉小麦粉という健康志向の食品に危険な残農薬を多く含む残念な結果となっている。

国内産小麦粉を食べることを強くすすめる事案となっている。

危険極まりない食品に牛肉がある。これは女性ホルモンによく似た製薬-肥育ホルモンを牛に与えて、早く成長させて、牛精肉を安く大量生産する方法として、アメリカ、カナダで実施されている。これらは当然、日本へと大量に輸入され、牛丼やレトルトカレーの牛肉などとして使われている。

結果として、発がん性の危険を持った牛精肉が日本に流通する事態となっている。さらにアメリカ産牛肉は、日本産牛肉の半分から3分の1という格安値段となっている。

外食産業で安く提供するために危険性の高い牛肉が大量消費されている実態がある。これは日本人に悪い影響を与える。

アメリカ産牛肉の悪い点は、肥育ホルモンを投与した牛が精肉になる前のある一定期間を置いて、肥育ホルモンが体外排出された状態で行うべきところを、早く利益を得るために期間をおかずに精肉にしてしまうために、アメリカ産牛肉の中には大量の成長ホルモンが含まれたままとなってしまうことだ。

日本に輸入されたアメリカ産牛肉を検査した結果、日本産牛肉の実に600倍という極めて高い濃度のエストロゲン-肥育ホルモンが平均で抽出されたという。

このような高濃度のエストロゲン-肥育ホルモンは、人体に悪影響を与えるものとして、EUでは禁止対象となっている。

日本政府はこうした危険な牛肉が日本市場に出回ることを厳しく禁止しなければならない。

米国産牛肉、「肥育ホルモン」の衝撃的な実態

「ホルモン漬けアメリカ産牛肉」が乳がん、前立腺がんを引き起こすリスク

オーストラリア産の牛肉は安全と言えるのか

こうした健康被害のリスクが高いアメリカ産牛肉は、購入側の日本政府が、NO!をアメリカに突きつけるべきだ。

アメリカも健康被害がわかっている肥育ホルモンは使用しないように努力すべきである。わずか10%の利益を成長促進のホルモンによって儲けようという自然の摂理に反したやり方をする蛮行は、やめるべきである。

アメリカでがん患者が増加傾向にある中で、大麻、すなわちマリファナの合法化が州によっては、進められている。

マリファナはがんを倒す特効薬だ!?

とどまるところを知らない健康被害のリスクに対して、安価にして最も効果的な特効薬として、大麻(マリファナ)が認可されているのではなかろうか。