昨今、交通違反者の追跡方法が適切であったかどうかについて、大きな議論が起きている。
交通違反者を追跡することで、カーチェイスのような過激な逃走劇が起こり、結果として、
信号無視や無理な運転走行を逃走者が行って、事故を引き起こすケースが実に多い。
こうした交通違反者の追跡で起こる無理な運転事故が多い以上、追跡行為をせずに、高性能カメラで現行撮影だけに
とどめておけば良いのではなかろうか。
青バイに追跡されたバイク、民家に突っ込む 男子高校生死亡
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190523-00000513-san-soci
交通違反者を現行犯逮捕することが責務とするのも分かるが、そうした行為が暴走運転のきっかけになることで
大きな犠牲者を出す可能性も考慮しなければならない。
一昔と違って、いまは高性能カメラや防犯カメラがある。
路上注意をして、取締しようなどとして、交通違反者を驚かせ、暴走行為に走らせることは無策すぎる。
防犯カメラですでに追跡は可能である以上、警告も注意もせずに確実に捕まえられる状態まで事を荒立てない方が良い。
交通違反者も軽微な違反で命を落とすような行為にまで暴走せずに済む。
路上で注意され、警官から取締を受けている姿を他の通行者に見せることで、見せしめ効果を期待する
考えもあるだろう。
しかし、見せしめ効果のために貴重な人命を失うような暴走行為に走らせない方が重要である。
現在の技術革新を有効に活用して、無理のない取締、より賢明な取締方法を選択すべきだ。