iPod Touchが4年ぶりに新機種登場となった。

CPUは、2世代前のA10 Fusion搭載とのこと。

ARも使えるというから、まずまず、最新ゲームを遊び倒せる仕様のようだ。

新型iPod Touchが突如発表に。 2019年モデルはA10 Fusionチップ搭載で2万1800円から

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190528-00010004-engadgetj-prod

 

しかし、このクラスで一番の需要は誰に成るのか?という疑問が湧く。

すでにiPad miniを出して、8インチの大画面で快適かつ、お手頃値段で提供されている。

ここにきて、iPod Touch 4インチを2世代前のCPU搭載で登場させたとして、どれほど魅力的価値が引き出せるのか。

 

せめてCPUは、1世代前くらいで高性能ぶりを引き上げておくべきではないだろうか。

小さな子供用?

モバイルライクでサイズを最小限に抑えたい人用?

果たして、iPod Touchに勝算はあるのだろうか?

すでiPad miniやiPad Airで大きく勝機を得たことから、では、逆に小さい画面にも需要はそれなりにあるのでは?という

一種のマーケティングを読み切れないまま、逆説を試してみる形で販売に踏み切ったか?

 

昨今のスマホは、5インチ以上は当たり前で、6インチがトレンドである。

4インチはスマホ黎明期においては珍重されたが、現在はもはや化石のような存在だ。

8インチや10インチの軽量化でさらに使い勝手がよくなっている中で、果たしてユーザは4インチサイズをお気に召すだろうか?

幼稚園から小学生までが興味本位で遊ぶには、適した画面サイズかもしれない。

この4インチ画面で人気に火が付けば、ユーザが何を求めているのかという点で大きな境地を見いだせることだろう。

 

だが、この新しいiPod Touchの販売台数が全く伸びなかったならば、それは時代の潮流に負けたということになる。

現在のマーケティングの読みは、画面サイズは6インチ前後がスマホに最適という答えを出している。

果たしてこの流れを小さな画面による需要を掘り起こすことにつながるのか、それとも、4インチは過去の遺物サイズとして、

確定するのか?

大いに今後の販売数に注視したい。