Sonyが次世代PS5を販売すべく、開発中であることを公表した。
いよいよ、新たなるステージの幕開けとなるが、グーグルがストリーミング配信ゲームサービスを提供することを発表して、
新たなゲーム環境の形が創出された。
Sonyや任天堂も自社のゲーム機の売れ行き好調ゆえに冷水を浴びせかけられた格好になる。
次世代ゲーム機を投入することで、今後も、盤石なゲーム王国の中心になろうとする両者の目論見は、完全に崩れつつある。
Microsoftのゲーム機も同様である。
ソニー、次世代機“PS5(仮)”を開発中 「ストリーミングゲームと同時並行で取り組む」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1905/21/news098.html
グーグルの提供するゲームサービスは、ゲーム機を購入しなくてもよい。
どこにでもあるPCやノートPCで十分な高性能ゲームを楽しめる。
Sonyが次世代ゲーム機としてPS5の性能を公表して、称賛を浴びたが、これが5年前であれば、大盛況であったろう。
現在は、5G通信によって、クラウド化がさらに進むだろう。
ノートPCにそれほどの高性能はいらなくなる。
動画編集やゲームなど高負荷処理は、全てネットを介して、クラウド上の高性能コンピュータが処理してくれる。
現段階でもそれを実現しているべき状況ではあるが、やはり厳密に5Gのように大容量データを気兼ねなく、やり取りできる
環境が整備されなくては、実現しないサービスであった。
ゲーム業界もスマホの登場で、大きく様変わりしてきた。
今後もこの流れは変わらないだろう。
ゲーム機を購入してまでも、ゲームをやろうというゲーマーもまだまだ数多くいる。
今後は、eスポーツの盛況によって、ゲーム機の需要も残ることだろう。
ただ、5Gの今後の普及度合いと成功度合いによっては、ゲーム機の役割は失われ、
全てはクラウド上からゲームを楽しむ時代へと移行することだろう。
誰もがIDとPWさえ知っていれば、後はコントローラで画面に向かいゲームを引き続き行えるようになる。
ゲーム機やソフトが手元になくても問題なくなる。
さらにゲーム機の性能は定期的にアップグレードすることで、プレイヤーは最先端の高性能なゲームを
楽しめるようになる。