Nintendo Switchに新型登場?
しかも上位モデルと簡易モデルの2種類市場投入とのこと。
これは、Nintendoゲーマーには、朗報であろう。
まだ販売されて2年しか経っていない段階で、新型機の登場となれば、飽きっぽいうゲーマーたちにとっては、良い刺激となろう。
特に開発ペースが早くなっていることは、興味深い。
新型Nintendo Switchは既に生産中? 正式発表の準備中か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00010004-engadgetj-sci
一時はNintendoの不振から、王者陥落とのニュースも報じられていた時期があっただけに、見事不死鳥のごとく蘇ったNintendoの戦略は、今後も目が離せない。
据え置きゲーム機から脱却して、モバイルゲーム機として、新たな市場を打ち立てたといってよい。
ゲームボーイをヒットさせた経験から、据え置きゲーム機に見切りをつけ、モバイルとのいいとこ取りをして、移動先で高機能ゲームを楽しむというコンセプトを打ち出し、見事、ユーザー獲得を成した。
昨今のキャンピングブームと相まって、移動先でもゲームを楽しめる環境を提供したマーケティングリサーチ力は、抜群と言って良い。
今後は、新たに開拓した市場をいかに死守するかであろう。
目下のところ、ライバルはいないものの、スマホの高機能化、タブレットの普及、ノートPCの高性能化および、5Gのサービス開始により、Googleが打ち出したクラウドゲームの普及率によって、王者のNintendoも油断がならない。
Nintendoの弱点といえば、フットワークの重さだ。技術革新著しいモバイル市場は、スマートフォンの高機能化と安価が急速に進んだ。さらに大画面化し、タブレットも安価で普及し尽くしている感さえある。
ここにきて、ゲームを純粋に楽しむためだけの専用機としてのコンセプトを打ち出し、生き残りをかけてきたNintendoだったが、大ヒットしつつも、次の5年を生き残れるかは不透明である。
次の5年でゲーム機市場が淘汰されてしまう可能性があるからだ。
Nintendoは、ゲーム機としてではなく、ゲームソフト提供者として生き残る可能性が高い。
5Gの普及は、スマホやタブレット、ノートPC自体に負荷をかけないクラウドゲームの可能性を高めた。もはや、高性能なゲーム機を手元に置く必要はなくなる。
月額制だけで複数のゲーム、最新作のゲームを楽しめる経済的メリット、簡単にどこでもゲームが可能というモビリティ性、紛失しないというデータ保持性などあらゆる面で、据え置きゲーム機の終焉を予感させる仕様となっている。
NintendoのSwitchの大ヒットは、最後の栄冠かもしれない。
今後、5Gのサービスが開始され、GoogleやApple、ソニー、Microsoftがこぞって、クラウドゲームのサービスを開始する。Nintendoも遅れを取るまいとクラウドゲームのサービスを開始することだろう。
Nintendoの強みは、強いキャラクターを複数持っていることだ。特に親しみやすさは子供や女性に大人気となっている。
Nintendoのあの堅牢性の高いゲーム機の製造ノウハウは、今後失われていくことだろう。クラウドコンピューティングの時代には、物理的ゲーム機の存在は無用の長物でしかない。
今後は、コンテンツソフトの充実で、生き残りを図るしかないであろう。
ここにきて、Nintendoのフットワークの重さが不安材料として持ち上がってくる。開発の鈍足さは、命取りになりかねない。ゆえに、どこかのライバル社と融合することも考えられる。
スクエア・エニックスのように大手同士が融合することで、安定性と生産性を確保し、巨大プロジェクトにも万全の体制で望むことができるようになる。
6/13(木) 17:02配信